これが実は面白い。
どう面白いかというと、実は僕はあまり基礎ができていないということが分かった。
(基礎ができていなくてもTOEICで730点突破はできるけれど、その後が行き詰まる。)
それに、自分がかつてTOEIC400点台だった頃の「いったい、どーしたらTOEICの点数があがるの? 僕は何から手を付けたらいいの?」という気持ちを思い出した。
この気持ちを忘れずに、社内でTOEICの超入門者用の研修をやることにした。
う〜〜んとね、東大あたりを出ていて、TOEIC受験したら900点突破しました、という人は、実は初心者の研修の講師には向かない。
何故なら、「それは当たり前だから」とか「それは自然に覚えた」とか、何の苦労もしないで(本当はしているんだけれど)、英語ができない人の苦労と、英語上達のコツ(特に低得点者に対して)は分からない(忘れている)ことが多いんだよね。
僕はしょっぱながらTOEIC400点台だったから、そういう人たちの悩みが東大の方よりも少しは分かる。
だから、低得点なら低得点なりのコツや英語のトレーニング方法を教えることができる。
名プレーヤーは必ずしも名コーチにならないってね。そんな言葉もあるよね。