2014年05月08日

若い新入社員を『その気』にさせる方法

臨床開発のモニターを志望する新人にGCPや薬事法、薬事法施行規則等を覚えてもらう必要がある。

ただし、無暗、やたらに、ただ、それを一言一句丸暗記しろ、ではうまくいかない(言うまでも無く。)

まず、モニターが何のために存在するのか(GCP第1条を例にして)を理解させる。(いろんな事例を盛り込みながら説明する。)

それを府に落とさせる。

モニターは被験者の『人権の保護』、『安全の保持』及び『福祉の向上』のために存在する。

モニタリングの意義は『治験の科学的な質』、『成績の信頼性を確保する』にある。

これを納得してもらう。

無理矢理、なんてものが微塵もなく、納得してもらう。

その上で、「きみのお母さんが治験に参加して、モニターのせいでお母さんが死んだら、あなたはモニターに怒りを覚えるよね?」と畳み掛ける。

「きみは自分が開発した新薬を自分で使う気がする?」と質問する。

「このデータは、僕が(私が)SDVをやったので、信頼できます」胸を張って言える?」と自問させる。

まず、受講生を『その気』にさせる。

それが、講師の最初で最後の仕事だ。

posted by ホーライ at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 治験の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。